あらすじ

魔術が科学的に体系化され、誰もが魔術を使える時代。  ただし、誰もが魔術を使えることと『どんな魔術も使えること』は両立しない。  人々は魔術を扱う才能────行使能力によって区別され、才能が低い者は差別されている。  しかし、行使能力Fランク――いわゆる「最底辺」の烙印を押された少年・綺咲志真は、それでも夢を諦めきれずにいた。  彼は魔導犯罪者を取り締まる魔術師「ルーラー」にどうしてもなりたかったのだ。幼い頃に助けてくれた彼女のように。  だが現実は残酷だ。やっとの思いで入学した魔術高専の普通科、通称「負け犬科(ルーザーズ)」で、志真は差別といじめに心を折られかけていた。  そんなある日、死にかけの老人を助けたことで、志真の運命は一変する。手に入れたのは「魔術の無効化」という『魔法』。代わりに魔術が一切使えなくなる代償を負ったものの、志真は決意する。  これは神様がくれたラストチャンスだ。  もう二度と、夢を諦めない。  志真はルーラーになる夢に向かって再び立ち上がる。  彼はまだ知らない。その力によって大きな運命に巻き込まれてしまったことを────

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カクヨム
カクヨム2026/01/12
  • 現在の作品落ちこぼれ魔術師は調停官の夢を見るか?