あらすじ

異世界に召喚された……はずが、 なぜか戦えないまま放り出されたおじいさんが一人。 元・国立公文書館職員の出雲総一郎。 彼に与えられた役目は、剣でも魔法でもなく、 **異世界で起きた出来事を「記録すること」**だった。 魔王討伐。 国家同士の大戦。 王位を巡る継承争い。 英雄たちが前に立ち、世界が大きく動くその裏で、 出雲は命令の経緯、途中で消えた部隊、 「なかったこと」にされかけた失敗を書き残していく。 すると世界は、 過去の記録を参照し、同じ失敗を避け始めた。 だが、すべての者がそれを歓迎するわけではない。 記録されたくない過去も、 残してほしくない真実も、この世界には確かに存在する。 戦わないおじいさんが残す一行の文書が、 やがて英雄譚の裏側で、世界の進み方を変えていく―― これは、異世界公文書館から始まる連作ファンタジーである。

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小説を読もう2025/12/31
  • 現在の作品巻き込まれ転移したおじいさん、異世界で事務方の要になる ― 異世界公文書館設立 ―