あらすじ
「石ころ拾いの鑑定士など、我が『ギルバート商会』には不要だ!」
伯爵令嬢リゼットは、婚約者である商会長の息子からパーティー会場で婚約破棄を言い渡される。彼の商会が王都一と称賛されていたのは、リゼットが【神眼】で贋作を弾き、本物を見抜いていたからなのだが、彼はそれを理解できず、派手な「宝石生成」スキルを持つ愛人を選んだのだ。
追放を受け入れたリゼットの前に現れたのは、「氷の魔人」と恐れられる辺境伯ジェイド。
「ならば、その石ころごと私が貰おう。……探していたぞ、私の女神」
実はリゼットは過去にジェイドの領地を救っており、彼は執着たっぷりに彼女を溺愛するつもりで――?
※リゼットがいなくなった翌日、元婚約者の商会は偽物騒ぎで倒産します。