あらすじ
人から人へと渡り継がれ、持つ者に特殊な力を与える末期の一振り。
現代ではそれを使った凶悪犯罪に対抗するために末期の一振り対策課、通称末課と呼ばれる警察組織が日々対応に明け暮れていた。
ある時、末課はとある犯罪組織のアジトへ強制介入する。
関係者を逮捕しアジトを調べると、そこには末期の一振りに憑かれた少女が一人。
これが、全ての始まりだった。
登場人物
・九十九景(つくもけい)
末課に所属している警察官。持っている末期の一振りは悪食。
34だが風貌から老けて見られることが多く、しかしそれを本人は全く気にしていない。
普段はやる気なさげでいい加減そうに見えるが、やる時はやる責任感はある。意外と人の機微に聡く、影で気を利かせる一面も。
・如月美沙
九十九の同僚兼チームのパートナー。末課には珍しく末期の一振りは持っていない。
主な役割は九十九のサポート及び末課全体のスケジュール等管理を行っている。彼女なしには末課はやっていけないと言われるほどの敏腕。有数の美人だが男運がない。
九十九に対しての風当たりは強いが、信頼していないわけではなく、九十九にのみ嗜虐心が走るとかなんとか……。
・不知火紗雪
高校2年の女子高生。犯罪組織によって無理やり末期の一振りをつけられ、末課に入ることになった。持っている末期の一振りは翆月。
ある事件から前髪を極端に伸ばし、完全に目を隠している。昔は快活で面倒見が良い性格だったが、今は排他的になり周囲から故意に人を遠ざけるようになっている。少し硬い面があり几帳面。