あらすじ
神を殺したことがある――
それは彼、ニルにとって、ただの日常の一幕にすぎなかった。
戦いの中で、幾度も神を倒していく。
人々からは英雄と呼ばれ、
「神に勝ち、殺した人間」として、
神々の間では<神の処刑人>として名前が知られるようになる。
そんな彼の前に現れたのが、
テンション高めでノリが軽く、
少し抜けてるタイプの女神だった。
「神を殺せる人間って、初めて見た!」
興味本位で気に入られ、
半ば強引にスカウトされ、
彼は神の御使いという立場を押しつけられる。
仕事は単純。
暴走する神、力を誤用する存在、
世界のバランスを壊しかねない相手を――戦って止めること。
神の加護と神器を渡され、
女神の雑な指示を背に受けながら、
彼は再び神々の戦場へと放り込まれていく。
「こんなの聞いてない……!」
軽口を叩きつつも、剣は本気。
相手が神だろうと容赦はしない。
これは、
神を倒せる人間が、神に使われ、神と戦い続ける物語。
明るく、騒がしく、たまに派手に。
世界の均衡は、今日も彼の戦いでなんとなく保たれている。
そして今日も女神は言う。
「次の仕事を選んだ理由? うーん、大変そうだけど面白そうだから!」
転職理由は変わらない。
――頭のおかしい女神に気に入られました。