あらすじ

近くにあったはずのものが ―― 遠く感じる瞬間がある 駅前の喫茶店で、佐倉真帆は見知らぬ男たちに絡まれ、身動きが取れなくなっていた。 そこへ割り込んできた、ひとりの女性 乱暴なくらい真っ直ぐな言葉 「謝るな」「はっきり言え」 その出会いをきっかけに、真帆は夜の街の片隅にある店へ通うようになる。 怖いのに、安心する 近づきたいのに、踏み込めない 東京郊外の夜の街 建設途中のビル、静かな通り、春の冷たい空気 二人は並んで歩き、はっきりしない距離のまま、いくつかの夜を重ねていく これは 確かにそこにあった時間と 街に残ってしまった『響き』の物語

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2025/12/30
  • 現在の作品街に残る残響