あらすじ
現代の新宿。 闇に紛れて現れる怪物【禍津(まがつ)】を狩る、しがない『神和(かんな)ぎ』のバイト術者・皇蓮也(すめらぎれんや)。 彼が手にする古びた日本刀【紫電一文字】が目覚めたとき、その平穏は音を立てて崩れ去った。
刀の中に封印されていたのは、美しくも傲岸不遜な女神。
「お主の魂、なかなか美味そうではないか」
抜刀の代償は、蓮也の命。その力を振るうたびに、彼は死へと近づいていく。
さらに追い打ちをかけるように、異界を監視する名家の令嬢・九条紗夜が監視役として転校してきた。
「蓮也様! その性悪な刀に魂を売ってはなりませんわ!」
国家直属の殲滅部隊『八咫烏(やたがらす)』。 皇一族に隠された神を盗んだ宿命。
そして、狭い六畳一間で始まる、女神と姫による俺の命(と恋)を巡る修羅場――。
一振りの刀にすべてを賭ける、摩天楼の現代和風ファンタジー、開幕!