あらすじ
ある日、王国に彗星が落ち、私はハムスターになっていた。
理由も分からず、名前すら思い出せないまま、森の中で目覚めた私。
その姿はまさに人間の言葉を話せる毛玉、ならぬハムスター。
しかもこの世界では、彗星の落下以降、魔物が現れ始めたという。
人に見つかれば恐れられ、追われるかもしれない。
そう思いながら街を目指して歩く途中、幻覚毒キノコで倒れた旅商人の一行に出会う。
獣人や異種族の存在を知る旅商人たちは、
人語を話すハムスターの私を、異質ながらも受け入れてくれたがーー
彗星、魔物、噂、恐怖。
異質なものに敏感になった街で、ハムスターの私は果たして、元に戻る手がかりを探し出せるのか。