あらすじ
「リアナ、君との婚約を破棄する! 君のような可愛げのない女より、無邪気なミナの方が公爵夫人に相応しい!」
卒業パーティーの最中、侯爵令嬢リアナは婚約者であるカイルから婚約破棄を言い渡された。
カイルの腕には、リアナの義妹であるミナがぶら下がっている。
カイルは知らない。彼の領地が回っているのは、リアナが徹夜で魔導事務処理を行い、不正を正し続けてきたからだということを。
「承知いたしました」
リアナがあっさりと身を引くと、カイルは勝利に酔いしれるが、その翌日から領地は大混乱に陥る。
一方、リアナの元には、国王の右腕であり「氷の宰相」と恐れられるアレクセイ公爵が現れて……?
「君が欲しい。あの無能には過ぎた宝だ」
実は以前からリアナの仕事ぶりを見初めていた閣下に、有能ごと溺愛される逆転劇。