あらすじ
人事コンサルタントの相馬司が転生した異世界で得たのは、人の才能を見抜く【才能鑑定】スキル。しかし自身の戦闘能力はゼロ!
「魔力もない無能」と貴族主義の宮廷魔術師団から追放されてしまう。
だが、それは新たな伝説の始まりだった!
「俺は、ダイヤの原石を磨き上げるプロデューサーになる!」
前世の知識を武器に、司は酒場で燻る剣士、森に引きこもるエルフなど、才能を秘めた「ワケあり」な逸材たちを発掘。彼らの才能を的確に見抜き、最高の育成プランで最強パーティーへと育て上げる!
「あいつは本物だ!」「司さんについていけば間違いない!」
仲間からの絶対的な信頼を背に、司がプロデュースしたパーティーは瞬く間に成り上がっていく。
一方、司を追放した宮廷魔術師たちは才能の壁にぶつかり、没落の一途を辿っていた。そして王国を揺るがす戦乱の時、彼らは思い知ることになる。自分たちが切り捨てた男が、歴史に名を刻む本物の英雄だったということを!
無能と蔑まれた男が、知略と育成術で世界を変える! 爽快・育成ファンタジー、堂々開幕!
【登場人物紹介】
相馬 司(そうま つかさ)
本作の主人公。不慮の事故で異世界に転生した元人事コンサルタント。戦闘能力は皆無だが、他人の才能の限界値と開花条件を見抜くユニークスキル【才能鑑定】を持つ。前世の知識を活かし、才能ある者たちを育成し導く「プロデューサー」として道を切り開く。
リョウガ
司が最初に見出した仲間。短気で口は悪いが、仲間思いな一面も持つ赤髪の剣士。周囲との衝突が絶えず、冒険者として燻っていたが、【剣聖】の才能を秘めている。司との出会いをきっかけに、その才能を開花させていく。
ミリア
深い森に一人で暮らしていたエルフの少女。人見知りで世間知らずだが、膨大な魔力を内に秘めた【大賢者】の原石。古代の魔法言語を解読することが趣味。司によって外の世界に連れ出され、パーティーの頭脳として活躍する。
レオ
司が宮廷魔術師団で見出した平民出身の少年。気弱で自己評価が低いが、仲間を守るためなら己の身を顧みない強い意志を持つ。【聖騎士】の才能を秘めており、司の導きによって真の勇気と力を手に入れていく。
アンナ
司が宮廷魔術師団で見出したもう一人の平民。勝気で負けず嫌いな性格だが、努力家で面倒見が良い。【大魔導士】の才能を持つ。司が追放された後、不遇な扱いを受けながらも、彼から教わった基礎を信じて鍛錬を続けていた。