あらすじ
異世界に転生した俺・レイストは、
森の中で行き倒れになっていた孤児たちを拾った。
放っておけず、ただ焚き火を起こし、飯を作り、
一緒に過ごしていただけ――それだけのつもりだった。
だが気づけば、
前線で仲間を守る少年、
魔法を解析する少女、
影のように気配を消す少年、
精霊に愛される少女。
拾った孤児は、全員が“勇者候補”という規格外の存在だった。
本人は戦えず、魔法も使えない。
あるのは「一緒に暮らすことで仲間を育てる」という、
自覚のない育成系スキルだけ。
しかしその力は、未完成な才能を正しく育て、
やがて世界の常識と運命を大きく狂わせていく。
これは――
ただ飯を作っていただけの男が、
世界最強の勇者たちを育ててしまう物語。
森で拾った孤児たちに飯を作り、
寝床を用意し、焚き火を囲んで過ごす。
それだけの生活が、彼らの才能を次々と覚醒させていく。
本人は気づいていない。
拾った孤児が全員、勇者候補だということを。
これは、
“何者でもない男”が、
“世界を救う存在”を育ててしまう物語。