あらすじ
「貴方、『最強無双』『人望過多』の相が出てるわ!」 「いや、俺今追放されてきたところなんだけど」
◆◆◆
努力で育てる事ができるステータスよりも、加護の方が強い世界。
生まれながらの才能(加護)に恵まれなかったダリスは、地道にステータスを上げる事しかできず、そのせいで他の強い加護持ちの仲間たちに「役立たず」として追放される……という事を、二度経験していた。
そうして流れ着いた第三の地で、着いて早々に出会った「古き魔女」ニーノから輝かしい将来を予言される。
いやいやないって。
だって俺、既に二度も追放されてるんだよ?
一度目は冒険者パーティーから「足手まとい」って、二度目は鍛冶屋で「へたくそ」って言われて。
それを毎回「加護持ちじゃないから、伸び止めしちゃえばそんなもんだろう」と納得して生きてきたんだ。
今更そんなおべっか使わないでくれ。
まぁ元気づけてくれようとしたその気持ちには、「ありがとう」って言っておくけどさ。
おべっかじゃないのに、というニーノの言葉を信じていなかった俺。
でもなんと、自分が大量に加護を持っていた事が判明し――?
え、加護同士が喧嘩して、今までは効力を打ち消し合ってた?
え、加護を使えるようにするためには、そもそも加護同士の喧嘩の理由の『神様同士の仲の悪さ』をどうにかしないとダメ?
歳をとったから引退ライフを送る事にしたんだから今更加護を積極的に開放したい訳じゃないんだけど、神の言葉を翻訳できるニーノの話を聞き付けて、神様たちは仮の姿・二足歩行のぬいぐるみ動物フォルムでやってくる。
その相談に乗ったり、間を取り持ったり、解決したりしていたら、勝手に加護は解放されていき……?
加護開放のお陰で、これまで積み上げてきた凡人ステータスに倍々ゲームが発生!
努力で積み上げた『すべてのステータスがA』に、色んな効果が付いて最強に?!
かつての仲間たちから復帰を望まれるも、もう遅い。
俺はモフモフな神様と、胃袋を掴んで家に入り浸る魔女と一緒に、のんびりライフを送るんだ!