あらすじ
「君のような地味で掃除しかできない女は、王太子の婚約者にふさわしくない」
聖女の力を持つ妹と比較され、無能の烙印を押されて国外追放を命じられた男爵令嬢リゼット。
雨の中、行き倒れかけた彼女を拾ったのは、「歩く災厄」と恐れられる辺境の公爵ギルバートだった。
強すぎる魔力ゆえに、自身の体から溢れる「黒い澱(呪い)」に蝕まれ、余命幾ばくもない彼。
しかし、リゼットが何気なく彼の体に触れた瞬間、その恐ろしい呪いが「綺麗に」消滅してしまい――?
「……なんだ、この温かさは。痛みが、消えた?」
実はリゼットの力は、ただの掃除ではなく、あらゆる災厄を拭い去る神話級の『浄化』スキルだったのだ。
汚れを落とされた公爵様は、美貌の最強魔導師として覚醒。命の恩人であるリゼットを膝に乗せ、片時も離そうとしない過保護な溺愛ライフが始まる。
一方、リゼットを追い出した祖国は、謎の悪臭と瘴気に包まれ始めて……。
【ハッピーエンド/溺愛/ざまぁ/聖女/チート】