あらすじ
世界最強生物の父は、朝から骨付き肉を丸かじりし、
頭脳最強の母は、引きこもりのためiPadで顔を隠して朝食に参加する。
弓も銃も遠距離武器の扱い最強な長女、
家族の喧嘩を止めていたら武術最強になった長男、
近接武器をいじってばかりの次男、
会話力と人脈が化け物な次女、
将棋とチェスを同時に指す三男、
そして、存在するだけで全員を黙らせる最強に可愛い末っ子。
そんな「どう考えても世界のバランスを壊している一家」は、
久しぶりに全員揃った朝食の最中、
なぜか巨大な魔法陣に巻き込まれ、異世界へ強制転移させられてしまう。
しかも、家族はバラバラ。
普通なら絶望的な状況――
だが問題は、誰も心配していないことだった。
「まあ、あいつらだし大丈夫だろ」
武術最強の長男は森で目を覚まし、
末っ子のことだけ少し気にしつつも、
最強ライガーが付いているのを思い出して納得する。
その直後、テンプレ通りに発生する
「山賊に襲われる少女イベント」。
長男はため息をつきながらこう思う。
――ああ、情報収集にちょうどいい。
これは、
世界を救う物語ではない。
異世界の方が心配になる、最強家族の侵略記録である。
※とりあえず1話だけ簡単に書いてみました。
後々色々と修正します。