あらすじ

「女性の胸には愛と希望が詰まっている。大きい方がいいに決まっている」

――そう公言し、婚約者であるマルティナを堂々と切り捨てた王太子オスカー。
理由はただ一つ。「理想の女性像に合わない」から。

あまりにも愚かで、あまりにも軽薄。
マルティナは怒りも泣きもせず、静かに身を引くことを選ぶ。

「国内の人間を、これ以上巻き込むべきではありません」

それは諫言であり、同時に――予告だった。

彼女が去った王都では、次第に“判断できる人間”が消えていく。
調整役を失い、声の大きな者に振り回され、国政は静かに、しかし確実に崩壊へ向かっていった。

一方、王都を離れたマルティナは、名も肩書きも出さず、
「誰かに依存しない仕組み」を築き始める。

戻らない。
復縁しない。
選ばれなかった人生を、自分で選び直すために。

これは、
愚かな王太子が壊した国と、
“何も壊さずに離れた令嬢”の物語。

静かで冷静な、痛快ざまぁ×知性派ヒロイン譚。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2025/12/30
  • 現在の作品『胸の大きさで婚約破棄する王太子を捨てたら、国の方が先に詰みました』