あらすじ
今年もレコード大賞は獲れなかった。
いや、そもそも応募すらしていない。
フォームが面倒だった。
登録者1名。
減らないのが奇跡。
増えないのが通常運転。
謝罪動画だけが増えていく
YouTubeチャンネルを運営する
クソ作詞作曲家・ソース☆カタルシス。
バズらない。
評価されない。
炎上?
火種すらない。
感想はいつもこれ。
「意味がわからない」
──正解です。
そんな彼のもとに届く、
人生で一番開きたくないタイプのメール。
差出人:
自称・小説家。
実績:不明。
正気:行方不明。
要件:
「とにかくふざけて
途中で腐らせて
最後は全部破壊してください」
──人はなぜ、
こういう依頼に
「面白そう」と思ってしまうのか。
これは、
誰にも評価されない創作を、
なぜか今日も作ってしまう人間の話。
再生回数5回。
登録者1名。
でも創った瞬間、
なぜか勝った気がする。
意味はない。
価値も測れない。
でも、脳から変な汁が出る。
※注意:正常な創作を期待しないでください