あらすじ
平凡な高校生・柊蓮は、ある日を境に“世界の違和感”に気づき始める。
街では些細な争いが急増し、友人たちは感情の制御を失い、学校では不可解な事件が続発。
それは、八百万の神々が人間に“加護”を与え、密かに勢力を拡大し始めた兆しだった。
神々は本来、創造神を中心に秩序を保っていた。
だが、戦の神や強欲の神といった“混沌を望む神々”が禁を破り、代理戦争を再開させたのだ。
そんな中、蓮の中で眠っていた“影”が目を覚ます。
――「俺は最厄。神々が恐れ、追放した原初の神だ」
最厄は、他の神々の加護を“無効化する”力を持つ唯一の存在。
その力が蓮に宿ったことで、神々の均衡は崩れ、世界は終焉へと傾き始める。
神々は蓮を奪い合い、利用しようと迫る。
だが蓮は、誰の手札にもならない道を選ぶ。
「俺は俺の仲間を守る。神の力なんかに頼らずに」
加護を持たない“ただの人間”たちと共に、蓮は神々の代理戦争に立ち向かう。
神の加護を拒む少年と、加護ゼロの仲間たち。
その戦いは、神々の秩序を壊すのか、それとも新たな世界を創るのか。
世界の命運は、最も“無力”なはずの高校生の選択に託される