あらすじ
ダンジョンが現れ、攻略も配信も“娯楽”になった現代日本。
――けれど桐生凛は、ギフト(特別能力)を持たない。
バズりたい。生き残りたい。潰れかけの「ダンジョン同好会」を盛り上げたい。
そんな凛が選んだ武器は、筋肉と格闘技と根性。セーラー服を身に纏い、ダンジョンに潜って、ミノタウロスを素手で殴り倒す――なのに同時視聴者は、たったの1。
しかも、その“1”がやばい。
コメント欄に現れた正体不明の【???】は、凛の本名も現在地も、出口までの距離も言い当てる。
そして翌日、凛のもとに届いたDMは一言だけ。
『明日。部室で待て』