あらすじ
「ユーフルー・ド・ベルガモット! 貴様との婚約を破棄する!」
卒業パーティーの最中、高らかに宣言したのは金髪碧眼のバカ王子・アレクロ。隣には「真実の愛」だと言い張る男爵令嬢マリア。
しかし、悪役令嬢として糾弾されたユーフルーは、泣き崩れるどころか……即座に分厚い契約書を突きつけた!
「言質、いただきました。では、こちらに署名を。あ、慰謝料はトイチ(十日で一割)の利子がつきますので」
実は彼女、超合理主義なドケチ令嬢。
朝五時から始まる過酷な王妃教育と、無能な婚約者の尻拭いに明け暮れる日々に、内心「いつ辞めてやろうか」と婚約破棄を心待ちにしていたのだ。