あらすじ
むかしむかし――
夜になると、空から「キラキラ」が落ちてくる町がありました。
それは星のかけらとも、
だれかの願いの残り火とも言われています。
キラキラに触れると、
人は少しだけやさしくなり、
少しだけ、泣きたくなりました。
町はその光で栄えましたが、
いつしか大人たちは言うようになります。
「キラキラは、役に立たない」
キラキラが見える少年リオと、
キラキラを集める不思議な少女ルナ。
二人が出会ったとき、
忘れられていた“物語”は、
もう一度、夜空から降りはじめます。
これは、
なくしてしまった心を拾い集める、
小さくて長い童話です。