あらすじ

病院で働く看護師の私は、夜勤中に“見えてはいけないもの”を見るようになった。 それは人の形をした黒い靄で、病棟の隅や患者のそばに現れては、誰かの中へと溶け込んでいく。 医師にも、同僚にも、患者にも―― 誰にも気づかれないまま、確かにそこにいる存在。 恐怖よりも先に芽生えたのは、疑問だった。 それは何なのか。 なぜ病院にいるのか。 そして、どんな“役割”を持っているのか。 答えを探すうち、私は気づいてしまう。 境界は、越えなければ分からないものもあるのだと。

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カクヨム
カクヨム2025/12/29
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