あらすじ

「……待ちなさい。その断罪、異議があります」 乙女ゲームの「悪役令嬢」ロザリアに転生したことに気づいた瞬間、私は最悪の場面に立っていた。 目の前で膝をついているのは、ゲームのヒロイン・リリア。そして彼女を冷酷に見下ろすのは、婚約者の第一王子。 なぜか、ゲームには存在しない「ヒロインによる姉殺害」の断罪イベントが始まっていたのだ。 リリアの姉・マリアの死体。凶器なき刺し傷。現場に残された「氷魔法」の痕跡。 状況証拠はすべて、氷魔法の使い手であるリリアを指している。 けれど、ゲームをやり込んだ私は知っている。彼女は虫も殺せないほどお人好し。 「ヒロインがいなくなれば、私の死亡フラグは消えるかもしれない。……でも、そんなのちっとも美しくないわ!」 己の矜持に従い、私はヒロインの潔白を証明することを宣言してしまう。 猶予はわずか。魔法が万能とされるこの世界で、私は前世の「ミステリー知識」という名の論理を武器に、見えない犯人を追い始める。 しかし、調査を進めるうちに突きつけられる、残酷な矛盾。 「私には、事件当夜の記憶がない」 闇魔法を操るロザリアなら、影を刃にして人を殺すことが可能なのだ。見つかる証拠、ちぐはぐな記憶。もしかして、私が彼女を殺したの?

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カクヨム
カクヨム2025/12/29
  • 現在の作品『ヒロイン断罪から始まる異世界転生!?悪役令嬢だけど真相究明のために活躍します』