あらすじ
オンラインゲーム、ロドヴィエをプレイしていた松川は、周りに他のプレイヤーもモンスターもいない中で、自分が操作していたキャラクターが死亡する、不可能殺人という事象に遭遇する。わけもわからず殺されたことに憤慨し、松川はバラカズという名前でプレイしているプレイヤーと一緒に、このオンラインゲーム殺人事件の解決に乗り出し、ゲーム内で聞き込みや検証を開始する。
一方、ロドヴィエの運営をしている戸部は、ゲームの利用者から寄せられるリアルマネートレード(RMT)の詐欺被害の対応と、上司から丸投げされた悪質なプレイヤーキラー(PK)の対応に追われていた。RMTについてはゲームの利用規約で禁止されているため会社として対応することが出来ないジレンマに陥った戸部は、独自に探偵の山嵜へ調査を依頼し、それ以外にも従妹の矢頭に囮としてRMTを行ってもらうのだが――
オンラインと現実の事件と登場人物が混じり合う、群像劇ミステリー