あらすじ

「全ジャンル」を掲げる貴コンテストへの僕の回答は、全ジャンルを「侵食」する愛の地獄です。 本作は、人々の苦悩を吸い取る巫女・静と、彼女を兵器として飼い慣らそうとする冷酷な皇太子・琥珀の、救いようのない共依存を描く和風ファンタジー。しかし、これはただの物語ではありません。最大の見どころは、善意による「精神解体」です。 ヒロインの静は、一切の悪意なく、ただ純粋な慈愛によって人々の穢れを消し去ります。しかし、彼女に救われた者は例外なく自我を失い、彼女なしでは呼吸すらできない「依存の廃人」へと堕ちていく。竹書房が求める「ドロドロの愛憎」「息が詰まるサスペンス」「ゾクゾクするヒトコワ」を、和風後宮という煌びやかな舞台で極限まで煮詰めました。 美しい筆致で描かれるのは、救済という名の公開処刑。「推せるキャラ」の定義を塗り替える、慈悲深い怪物・静。そして彼女を支配しているつもりが、最も深くその毒に侵されていく琥珀の、崩壊へのカウントダウン。 読み終わる頃には、審査員の皆様も、静の「救い」なしではいられない体になっているはずです。究極のエンターテインメント、ここに完遂。

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エブリスタ
エブリスタ2025/12/28
  • 現在の作品『御供(ごく)の贄は、愛を啜って毒を吐く』 〜無垢なる聖女に精神を解体される、皇太子の滅びの記録〜