あらすじ
村を出たばかりのノービス冒険者、ジャン。
隣町ボミタスの冒険者ギルドで彼が授かったスキルは――
「体質改善」
一見すると便利そうだが、使い方は不明。
しかも地上では、体力も筋力も最低レベル。
誰がどう見ても「弱い冒険者」だった。
しかし、このスキルには致命的な欠点と、狂った性能が隠されていた。
この世界には、場所によって濃さが変わる「魔素」が存在する。
地上では薄く、ダンジョンの深層へ行くほど濃くなる力。
ジャンの「体質改善」は――
魔素が濃くなるほど、能力が異常強化されるスキルだった。
地上では最弱。
ダンジョンでは別人。
浅層では苦戦し、
深層では無双。
だが街に戻れば、また「弱者」に逆戻り。
それでもジャンは、ダンジョンに潜ることを選ぶ。
潜れば潜るほど強くなり、
戻れば戻るほど弱くなる、歪んだ冒険者として。
Fランクから始まった物語は、
やがてギルドの常識を壊し、
Aランク冒険者の席をも奪っていく。
「地上最弱、深層最強」
居場所を選ぶしかない冒険者の、
異色の異世界成り上がりファンタジー、開幕。