あらすじ
淀川守は連続殺人鬼を専門に扱う探偵である。
好きなものは酒と猫で、嫌いなものは警察と犬という、ごく普通の何でもない成人男性だ。
そんな彼の仕事はいつも出所不明の挑戦状から始まり、そこに記された日時や場所だけを頼りに、事件へと巻き込まれる形で参入する。
しかしそれは悪戯や何でもない事件も多く、自称連続殺人鬼のくだらない壮言大語に辟易とした日々を送っていた。
訳あって始めた探偵業ではまともに食っていけずに、知り合いの飲食店からお恵みを貰いながら、誓った使命を忘れかけていた。
だがある日、淀川は依頼を受けてきた某ホテルにて、女性警察官の白崎奏と出会い、そして本物のシリアルキラーと対峙する。
ついに「組織」が動き出したかと意気込む淀川は、その日を境に運命が急激な下り坂となっているとも知らず、好奇心の赴くままに事件を紐解いていくのだった。