あらすじ
――それでも生きる。
――それでも誰かを想う。
転移してきた異世界人『日本人』によって発展してきたミカド皇国には、魔法と屍人(ゾンビ)が存在していた。
自分を“モブ”だと思っている少女 飛梅音は、失踪した兄を取り戻すため、男装して特別消禍隊に入隊する。
特別消禍隊は、屍人を討つために組織された精鋭集団――
命を賭して闇と対峙する者たちの居場所だった。
そこで音は、人類最強と畏怖される男、蓼丸麟五と出会う。
麟五は、音が隠していた闇属性の力と、その奥にある人間らしさに気づき、彼女を戦場へと導いていく。
だが、兄を探すために踏み込んだ世界は、次第にミカド皇国二千年の神話そのものへと姿を変えていき――!?
これは、神の時代を否定せずに終わらせる、人間の物語。
◆◆◆
お久しぶりです、森戸ハッカです。
またお会いできて嬉しいです!
そして初めましての方も、見つけてくださってありがとうございます。
本作はバベル王国シリーズ第2部『ミカド皇国編』です。
前作を読んでいなくても、問題なく楽しんでいただけますのでご安心を!
どうぞ、最後までお付き合いください。
※完結までは1日2回 7:00と17:00に公開します。
※タイトルにあるように、作中にはゾンビ(屍人)が登場します。ホラーではございませんが、苦手な方はご注意下さい。
第一章:水の段『水は道なり。行くべき先を拒まぬ』
第二章:火の段『火は力なり。意志なき者に宿るべからず』
第三章:風の段『風は動なり。鎖を持たぬ』
第四章:土の段『土は国なり。人はそこに立ち、そこへ還る』