あらすじ
岩手県・遠野。
妖怪文化が根強く、霊気に満ちた土地。
座敷童子のように年齢不祥な少女・美千流(みちる)は、妖の父と人間の母の間に生まれた半妖だ。
母に「気持ち悪い」と捨てられ養護施設で育った彼女を迎えに来たのは、ただ一人自分を肯定してくれた祖父。
祖父とともに、人と妖に薬膳をふるまう不思議なカフェ『千の実』を営むが、やがて祖父は他界し、美千流は一人で店を切り盛りすることになる。
そんなある日。
店を訪れた氷色の瞳の上位妖は、美千流にこう告げた。
「お前の父が作った借金のかたに、お前を引き取りに来た」
妖界を放浪しているらしい父。
半年後には妖界に連れていくという影狼の借金取り・朧。
祖父の遺した薬膳カフェには、今日も人と妖の“厄介ごと”が持ち込まれる。
捨てられた半妖少女と、不器用な上位妖の借金取りが遠野の片隅でこじらせた願いと縁をほぐしていく物語。
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以降→火・木・土曜日に公開予定