あらすじ
「リリアナ、貴様のような陰気な女とは婚約破棄する!」
学園の卒業パーティーで、私は『沈黙の悪女』と罵られ、婚約破棄を突きつけられた。
義妹の嘘によって悪者にされているけれど、ある契約で声を封じられている私は弁解もできない。
これでいい。やっと自由になれる――そう思って去ろうとした時。
「待て。その心の声、皆に聞かせてもいいか?」
突然現れた王太子殿下が使った魔法によって、私の『本音』が会場中に響き渡ってしまった!
『えっ、殿下? お顔が近い、無理、かっこいい…好き!』
「……だ、そうだ」
ちょっ、やめてください殿下! 私の心の声で義妹を論破しないで!
これは、声を出せない令嬢と、彼女の激重な愛を知る王太子による、甘くてスカッとする大逆転劇。