あらすじ
かつて「フロースフォンスの勇者」ともてはやされたロッシは、宮廷魔導師キジルの陰謀により反逆の罪を着せられ、絶海の孤島《アムニオン》へ流刑に処された。
そこは、マッドサイエンティストたちが支配し、人間を「資源」として消費する地獄の実験場だった。
共に漂着した謎の美少女・サメトナが、なぜか支配者層である『研究者』に認定される一方、ロッシは最底辺の『市民』として使い捨ての特務部隊へ放り込まれる。
圧倒的な怪物の暴力。理不尽な死。人間のままでは、何も守れず、復讐も果たせない。
絶望の淵で、ロッシは決断する。
成功率一割。失敗すれば脳が沸騰して死ぬ禁断の強化手術――《金神経化(アウルム・ネルヴァ)》を受けることを。
「力が欲しい。アンタやネオンのような、人外の力が」
これは、黄金の神経網を手に入れた元勇者が、超高速の思考と反応速度で島を制圧し、自分を捨てた王国へ『死』を届けに行く、反逆の物語。
※本作は、長編:「『憑依された私、英雄を操る』引き篭もりを英雄に仕立てあげてみたら、大国に反旗を翻す大英雄に成り上がった模様。」の同じ世界を描いた物語です。 本編では、少女「イル」と、彼女に憑依する幽霊「ルト」の視点メイン(群像劇)で国盗り物語が進みます。 気になった方は、ぜひ本編もご覧ください! (https://kakuyomu.jp/works/822139841430093938)