あらすじ
人間と魔族が争い続ける、光と影の世界。 辺境の村で育った少年アレンは、争いを嫌う心優しい少年だった。 しかし、十二歳の誕生日に秘められてきた運命は、突如として牙を向く。
村を襲った魔物の群れ。 大切な人を守りたいと願った瞬間、アレンの右腕は漆黒の鱗に覆われ、一撃で絶望を粉砕した。 「化け物……!」 守ったはずの村人に拒絶され、故郷を追われるアレン。
そんな絶望の底にいた彼の手を取ったのは、二人の「師匠」だった。 一人は、厳格でどこか影のある隻眼の老騎士。 一人は、型破りで豪快、正体不明の凄腕女傭兵。
「顔を上げろ。その力は、使い方次第で『希望』にもなる」
正反対の二人から叩き込まれる、至高の剣術と規格外の戦技。 逃亡の旅路の中で、アレンは自らの右腕に刻まれた「王家の宿命」と、この世界の歪んだ真実を知ることになる。
これは、呪われた右腕を持つ少年が、最高の師匠たちに鍛え上げられ、やがて世界を照らす怪物(ヒーロー)になるまでの物語。
笑って、泣けて、最後に熱くなる——。 王道にして至高のハイファンタジー、ここに開幕!