あらすじ
「お前の『付与魔法』は地味で役に立たない。クビだ」
Sランクパーティ『栄光の剣』のお荷物扱いされていた付与術師のレントは、ダンジョンの最下層で無慈悲に追放された。
装備を持たず、魔物の餌食になるのを待つだけ……のはずだった。
しかし、極限状態でレントは覚醒する。
彼の能力は、単に剣や鎧を強化するだけのものではなかった。
自分自身の肉体、魔力、運、そして寿命さえも『付与(エンチャント)』で書き換えることができる、規格外の能力だったのだ。
「え、俺の筋力、ドラゴンより上になってる?」
ゴミ同然の石ころを『神剣』に変え、自分自身に『絶対無敵』を付与したレントは、ダンジョンで出会った訳ありの美少女たち――亡国の姫騎士、封印されし邪竜の娘、聖女――を救い、最強のハーレムパーティを結成する。
一方、レントを追放した『栄光の剣』は、装備のメンテナンスができずに弱体化。
さらにはレントの『運気上昇』の恩恵を失い、転落の一途を辿っていた。
「今さら戻ってきてくれと言われても、もう遅いぞ?」
これは、追放された底辺職の男が、自身を『神』へとアップデートし、地上とダンジョンを支配する成り上がり英雄譚。