あらすじ
婚約者が醜い顔で責め立ててきた。
「フィオリーナ!貴様の歪んだ嫉妬は公爵令嬢としてあるまじき行為だ!婚約は今すぐ破棄する!わかったかっ」
フィオリーナは婚約者の第二王子たるガウザーサ様に婚約破棄を言い渡されました。
例によって光の聖女と呼ばれる平民出の少女、コンマティーテが現れたせいです。
「錬金術なんていう胡散臭い趣味で、貴様は一体何を企んでいるんだ!」
王子は錬金術師としての才能をいつも快く思っていませんでした。嫉妬ですわよきっと。
「結構ですわ?ただし、一つ条件がありますの」
追放の代わりに国境近くの寂れた街にある、使われていない大きな屋敷を要求しました。巨大な地下室があったからです。
寂れた街へ追放されたが不自由はありません。なぜなら、錬金術があるからです。
屋敷の巨大な地下室を最高の研究室に改造しましたのよ。自分だけの秘密基地ってワクワクしますのよ?