あらすじ

田所明夜は世界をクソだと思っている。退屈なんかしていない。身近に危険は潜んでいる。退屈なんかしていない。この世は残酷が過ぎる。それでも自分は恵まれている。贅沢だ。ああなんて幸せだ。  そんな鬱屈した心情を抱えている明夜は深夜に出歩くのを日課にしていた。気兼ねなく暗闇を堪能するために。  いつものようにマンションの屋上に向かう。そこには先客の鬼がいた。 「そんなに嫌ならば壊せばいいんじゃないか?」  自分を弱者だと割り切っている明夜は突如として鬼の力を得る。弱者の反対側に回る時。明夜は何を思うのか。

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カクヨム
カクヨム2025/12/28
  • 現在の作品夜と鬼