あらすじ

高校二年の図書委員・綾は、放課後の静かな図書室を独り占めするのが好きだった。けれど秋の終わり、立ち入り禁止の「保存書庫」から、ページをめくる音と甘い匂いがすることに気づく。鍵のはずの扉の向こうにいたのは、紅い瞳の少女・莉緒。彼女は血ではなく「物語」を糧に生き、時に人の記憶に宿る物語を欲しがる存在だった。惹かれていく綾は、少しずつ自分の大切な記憶を差し出しながら、莉緒と二人だけの放課後を重ねていった。

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小説を読もう2025/12/28
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