あらすじ

瑪瑙国は、妖が未だに闊歩する不思議の国。 皇帝は、外交手段に妖の貸し出しを行い、永世中立国としての立場を保ってきた。 そんな瑪瑙国の後宮の奥の奥。 三代前の皇帝が寵妃を療養させるために建てた別宮は、主の死後封印され百年以上の月日が経っていた。 そこにひっそりと住み着く九尾、陽炎の前に、異国から妖との交換に送られてきた姫君ルーイが放り込まれた。 退屈を持て余していた陽炎は、彼女を囲うことにする。 しかし、子育てなどしたことのない陽炎は、世話の仕方など分からない。 それを助けるのが、この別宮に住まう付喪神達だった。 働き者の付喪神達に育てられたルーイは、ある日、「自分も、働きたい!」と言い出した。 碧眼の彼女は、陽炎に地味な姿に変えてもらって、小間使として活躍し始める。 そこで、微妙な立場にいる三太子、龍青と出会い、彼にだけ本当の姿を見破られてしまう。 その後、何度も接触しようとしてくる彼から逃げていたが、ある日、何者かに斬りつけられ、瀕死の状態で別宮へと龍青が逃げ込んできたから、さぁ大変。 彼を助けたいと思ったルーイが、癒しの力を発動してしまったり、ルーイを守る為に陽炎が過剰防衛してしまったり。 そんなてんやわんやを乗り越えて、九尾の愛し子ルーイが、愛する人と結ばれるお話。

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小説を読もう2025/12/28
  • 現在の作品九尾の愛し子、後宮を走る