あらすじ

「エリアナ、貴様との婚約は破棄する! この金に汚い地味女め!」 建国記念パーティの最中、第二王子ジオルドが高らかに宣言した。 彼の隣には、宝石をジャラジャラとつけた男爵令嬢ミィナ。 どうやら私が、彼女へのプレゼント代(公費)を却下し続けたことが不満らしい。 周囲は憐れみの目を向けるが、私は内心で安堵していた。 これでやっと、この馬鹿王子を切り捨てられる。 「承知いたしました。では、こちらの『特別監査報告書』を陛下に提出させていただきますね」 「は……?」 彼らは知らない。私がただの地味な事務官ではなく、国の裏帳簿まで管理する『影の金庫番』であることを。 そして、横領の証拠が揃い次第、氷の宰相サイラス公爵が動く手はずになっていることも。 ――これは、有能すぎる事務官令嬢が、横領王子を社会的に抹殺し、冷徹なはずの宰相閣下に溺愛されるまでの物語。

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小説を読もう2025/12/28
  • 現在の作品地味でケチだと婚約破棄された事務官令嬢ですが、国家予算を握っているのは私なので、横領王子の破滅を承認します