あらすじ
キュメリア・エルフィン。
平凡な高校生だったはずがこの物語のヒロインの親友、というませたお嬢様令嬢に転生してしまったらしい。
物語のヒロインのクリアナは心優しい男爵令嬢。
今、最も警戒しているのは、彼女の婚約者である漆黒の瞳を持つ美少年、カイル・バルドウィン。
カイルは、物語のラスボスとなる男。
幼い頃の悲惨な経験から心を閉ざし絶望の中で強大な力を手に入れ、世界を破滅へと導く存在なのだ。
闇落ちを防ぐことこそこの世界に転生した使命だと、本気で思う。
現在、十三歳。
カイルは確か十五歳。
物語が大きく動き出すのは彼が王立学園に入学してからで、それまでの猶予はあとわずか。