あらすじ
百回以上の死を乗り越え、勇者ユウはついに魔王を討ち倒した。
世界は救われ、物語は大団円――のはずだった。
だがその瞬間、彼は世界そのものから追放される。
「この物語は、もう終わったから」
落とされた先は、作者に捨てられた“物語にならなかった世界”。
没設定のキャラクター、途中退場した悪役、選ばれなかったヒロインたち。
死に戻りで得た知識と、物語構造を知る唯一の存在として、
ユウは“物語の外側”から世界を書き換えていく。
これは、
作者に嫌われ、物語から追い出された勇者が、
物語そのものに復讐する物語。