あらすじ
「君の料理は地味で華がない。病院食みたいで飽き飽きだ」
三日間煮込んだ極上のコンソメスープを「お湯」と嘲笑われ、料理人のレオーラは婚約破棄された。
元婚約者は、脂ギトギトの料理を作る聖女(自称)を選んだらしい。
「どうぞお幸せに(胃もたれで死ね)」
家を飛び出したレオーラは、極寒の地で死にかけていた美貌の辺境伯ダイナーを救う。
彼女の料理は、食べた相手のステータスを劇的に向上させる『バフ付与』の魔法料理だったのだ!
しかし、張り切って「伝説の食材」を使った結果――。
『精力増強(限界突破)』『激しい渇望』『愛の執着(Lv.MAX)』
うっかりバフを盛りすぎて、クールだった辺境伯様を、夜も眠らせてくれない「独占欲の塊」に変貌させてしまった!?
一方、レオーラの「デトックススープ」を失った元婚約者は、不摂生と魔力詰まりでボロボロになり、泣きついてくるが……。
「二度と手に入らない『絶望のご馳走』を味わいなさい」
これは、地味だと捨てられた料理人が、最強のスパダリに溺愛され、愚かな元婚約者に「永遠の味覚の呪い」をかける物語。