あらすじ
舞踏会の夜、バロッキア帝国の筆頭聖女シビリアンは、虚偽の罪を着せられ第一王子との婚約を破棄され、城から追放される。裏で糸を引いていたのは、同じ聖女スニラーナだった。
シビリアンは弁明せず、ただ一人、使用人の少女ニーニャを連れて城を去る。彼女だけが気づいていたのだ。ニーニャが、未覚醒の聖女の素質を秘めていることを。
半年後、シビリアンとニーニャを失った帝国は滅び、王城はゾンビの巣と化す。祈りは清らかな“場”があってこそ力を持つ──城を清め続けていた彼女の不在が、結界崩壊を招いていた。
やがてゾンビとなったスニラーナが村に現れるが、激闘の末シビリアンはこれを退け、女神より“大清女”の名と使命を授かる。
追放された聖女と未来の聖女。二人の旅は、穢れゆく世界を浄化する戦いの始まりだった。