あらすじ

六月は、準備の有無に関係なく始まり、天気や体調、出来事が重なり合って過ぎていく月だった。家事や学校のこと、面談や通院、壊れた換気扇や長引く咳。何も起きていないようで、実はいろいろ起きている日々の中、気持ちは少し先走り、立ち止まっては整え直す。雨に重くなりながらも、歩けた朝や、空にかかった虹に救われる瞬間がある。うまくいかなくても、小さな「ありがたい」を拾い集め、今日を終える。水無月は、重さを抱えたまま、それでも暮らしを続けていく月だった。

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小説を読もう2026/01/06
  • 現在の作品水無月、息を整えながら