あらすじ
むかしむかし、と言うほど遠くもなく、けれど確かに今とは少し違うところに、「ここ」がありました。
きらきらに満ちていた「ここ」は、ある日、生まれた「それ」によって、少しずつ光を失っていきました。
孤独に気づき、ひとりぼっちだと知った「ここ」の前に現れたのは、小さな小さなきらきらでした。
それは希望であり、心を温める光でした。
けれど、その小さなきらきらは、やがて消えてしまいます。
小さなきらきらが残した言葉と、手の温もりが、「ここ」を再び歩かせる力となりました。
ゆっくりでもいい。立ち止まってもいい。
それでも諦めず、きらきらを求め続けた先で、「ここ」が見つけたものとはーー。
悲しみと共に生きながら、希望を探し続ける心を描いた、
小さな小さなきらきらが心に灯る、大人のための童話です。