あらすじ
夏休みの終わりのあの日、彼女は交通事故に遭遇した。一命は取り留めたものの……
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私は今の彼という存在の認識を無くし、私の認識時間は夏休みの始まったあの日へと戻ってしまった。
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くしくもその日は、僕が余命一ヶ月だと宣告された日でもあった。
その日からベットで寝たきりの彼女を見守り続ける僕。意識がはっきりしていないのかガラスのような瞳の焦点は真っ白な天井を定めたまま。
刻々と時間が過ぎていくにつれて衰弱していくのが分かる僕の身体。
早く目を覚ましてくれ。
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私は彼に会う。彼は身元も何もかも分からない不思議な人。
始まった夏休み。楽しい日々。不思議な彼。時々口にする「もう夏休みは終わったんだよ」。
意味が分からないと言うと笑ってごまかす。
そんな、いつもより少し涼しい私の夏。
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二十日経っても彼女は目覚めなかった。とうとう鞭打っていた身体にも限界が訪れ、看護師さん達に運ばれた。
まだ、死にたくない。
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色々あったが私の夏休みはとうとう終わりを迎えた。