あらすじ
高校の購買部前に、いつの間にか増えていた一台の赤い自販機。
それを置いたのは、どこにでもいる高校生二人組――黒川あつしと白坂レオだった。
許可はない。
だが、誰も疑わない。
「人は“当たり前の風景”を確かめない」
その性質を利用し、彼らは学校という閉じた世界で、
静かに、確実に“勝ち”を積み重ねていく。
派手な事件も、正義の味方もいない。
あるのは、日常に紛れ込ませた小さな仕掛けと、
疑われた瞬間に負けが決まる、危うい綱渡りだけ。
これは、
大声を出さず、目立たず、
それでも確実に成果を出し続ける高校生たちの物語。
高校生たちは、日常で静かに勝ち続ける。