あらすじ

霊能力者・間宮響子は、数多の怨霊や悪魔憑きを退けてきた。しかしある夜、眠りの最中に彼女の枕元へ現れたのは、因縁も名も持たない一人の老婆の霊だった。金縛りもなく、逃げ場もあるはずの状況で、ただ“見つめられる”という行為だけが、静かに、確実に彼女の精神を侵していく。  その視線は恐怖を与えるためのものではなく、次の“役目”を引き継がせるための確認だった。目覚めた朝、現実は日常の形を保っているように見えるが、鏡に映る影と枕元に残された痕跡が、響子の中で何かがすでに終わり、同時に始まってしまったことを告げる。

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カクヨム
カクヨム2026/01/05
  • 現在の作品枕元に立つもの-間宮響子-