あらすじ
【週末限定異世界生活】
山手線の車両に乗っていたはずだった。ブラック気味な労働に耐え忍ぶ上月春祈(かみづき はるき)35歳は、気がついたら森の中にいた。白いローブを着た美女、ミア・ステラから、剣聖と頼られ、大木に刺さった「誰にも抜けない聖剣」を抜き、ミアを襲う異形の怪物「壊れた者」(バウグ)を薙ぎ払う。
最強の剣を携え、労働から逃れて異世界生活を始めようとした春祈だったが、背後から襲われあっさり死亡。目を開けると、自宅アパート。
夢だった? いや、右手の見慣れない腕輪から、聖剣の声がするぞ⋯⋯。向こうに戻りたければ、戻れるって?? こっちの世界の物も持っていける??
これは週末に異世界転移を繰り返しながら、「奇怪な者」に侵略された世界の解放に向けて徐々に攻略していくサラリーマンの英雄譚。