あらすじ
現実世界にただ一人、色のないモノクロの少年・カイト。
転生した先は、感情が『色』として視覚化される魔法学園だった。
誰もが七色に輝く中、彼だけは相変わらずの無彩色。
「また、ここでも僕は異質なんだ」
そう諦めかけた時、出会ったのは学園一の天才ながら、深い憂いをたたえた藍色の少年・ソウマ。
彼だけが、カイトの「本当の色」が見えると言う。
「君の色は、世界で一番優しい色だよ」
ソウマとの魔法の修行を通して、カイトの内面は初めてゆっくりと色づき始める。
しかし、ソウマの藍色は、過去に囚われた悲しみの色でもあった──。
ふたりが出会い、触れ合うほどに進化する魔法。
それは、世界を変えるほどの力になるのか、それとも──?