あらすじ
ロシアン・マフィアの闇を渡り歩き、今は日本で〝掃除屋〟として生きる最強の殺し屋――アレクサンドル・イリイチ・カラシニコフ(通称サーニャ)。
梅雨の夜もいつも通り標的を始末し、帰宅すれば、義妹イリーナ(愛称イーラ)の誕生日パーティーが待っていた。
だがイーラは、学校で友だちができないことに悩んでいた。原因は、サーニャが安全のために用意した〝隠れ家〟が、監視カメラだらけの大豪邸でヤクザ事務所のように見え、クラスメイトに怖がられているから。
サーニャと相棒の高杉大智は同情するも、イーラの「サーニャが同じ学校に入れば解決」という突拍子もない提案を笑い飛ばす。
しかし翌朝、サーニャは鏡の前で絶叫する。
昨夜飲んだ酒に混入されていたTS(肉体性転換)試薬のせいで、彼は金髪碧眼の可憐な少女――しかもイーラより年下の〝妹〟の姿になっていたのだ。元に戻る手段も不明。
さて、どうする。サーニャ。