あらすじ

五連覇の世界王者・神崎陽、27歳。完璧な演技。割れんばかりの歓声。 ——なのに、満たされない。 深夜のリンクで出会ったのは、十七年前にスケートを始めた理由。 元世界王者・氷室蓮だった。 引退から五年、彼はまだ氷の上にいた。 跳べなくなった男の、震える背中を見た。 支えてやりたい。この手で。 だが陽は知らない。蓮がなぜ跳べなくなったのか。 蓮もまた、認めたくない。 この男の滑りに、心が動いたことを。

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小説を読もう2026/01/05
  • 現在の作品銀盤の体温